小児整形外科とは、お子様を専門とした整形外科です。
子供の時期の病気・ケガはそれからの成長と発達に大きく影響します。
小児期にしかない病気・損傷が大人になった時に後遺症を引き起こすこともあります。
先天性疾患・代謝性疾患に加え、骨・筋肉・神経の発達と成長を踏まえた診断・治療が必要となります。
お子様の様々な整形外科診療に関するご質問やお悩みなどがあれば、お気軽にご相談下さい。
先天性股関節脱臼、成長痛、O脚やX脚、内反足、頚部痛、腰痛、股関節痛
小児期のスポーツ障害 など
股関節が外れたり、ずれたりして脱臼を起こした状態のことで、小児整形外科の最も代表的な疾患で、約1000出生に1人くらいの頻度で見られます。
特に女の子に多く見られ、男の子の約10倍の確率で起こると言われていて、生後3、4ヶ月検診で発見されることが多いようです。
もともと赤ちゃんは関節がゆるく、ちょっとしたことで股関節がはずれてしまいます。仰向けに寝た赤ちゃんの一番自然な足の姿勢は、カエルのようなM字型ですので、無理に伸ばそうとしたり、不自然な方向に足をひねらないよう、オムツ替えなどのときには特に注意が必要です。股関節を脱臼しても、赤ちゃん本人には痛みなどの自覚症状はありません。足を動かしたときにポキポキ鳴るとか、歩き始めが遅く、足を引きずるようにしている場合などは、脱臼の疑いがあります。また足の長さが左右で違うように感じたときも要注意です。
12歳未満のお子様にみられる下肢の痛みです。
夕方から夜の時間帯で主に膝の周りを痛がりますが、さすったりすると落ち着きます。
朝にはまったく痛みを訴えず元気に遊べます。夜中に急に泣いて起きることもあります。痛みの原因はよくわかっていませんが、痛みが右や左と様々で、夜間のみであれば、安心しても良いでしょう。
成長痛は、心理的な不安定性も関係し、特に原因がなく痛みが生じる事が多く、筋肉・関節・骨などには異常がないと言われていますが、万が一異常があれば別の疾患が疑われますので昼間も痛がるなどの場合は注意が必要です。
お子様の成長痛にお悩みの方は、ご相談ください。
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